障害児者へのケア


手の感覚を取り戻す

(支援学校小3女子)乾燥と冷えが強く、ごわついた手では、物を握ったり体を支えることも難しく、触られることにも抵抗を示していました。毎日の自立活動の時間に、ホットタオルや手浴で皮膚を柔らかくしてから、オイルを使ってハンドケアを実施。

プロムボードに立っている間に歌に合わせてトリートメントを行い、2ヶ月後には見違えるような手に!手の過敏さも和らぎ、感覚受容器が正常に機能することで、物を握る、つまむといった動作も獲得しやすくなりました。

足底がしっかり接地

緊張が強く、足指が曲がり、装具を装着するときも緩めるのに時間がかかっていました。皮膚の色からもわかる通り、血液循環も悪く冷えで足が紫になっていました。

足湯をして血液循環を促し、その後オイルを使ってフットケアを片足7~8分実施。
ケア後は、筋肉緊張が緩み、足指もしっかりと伸び、足底がしっかりと接地しています。その後装具をつけての歩行練習では、脚の振りだしも軽く、片足に体重をのせて歩くことができるようになりました。

浮腫の改善

足の浮腫が強く辛い状態のため、少しでも楽になるようにとトリートメントをご希望。
ケア中には、香りとタッチングの効果でウトウトと入眠。

ケア後は足甲の浮腫や足指の浮腫が軽減。
靴下を履くのも楽になり、跡がつかないため、皮膚への刺激も軽減しました。

※アロマセラピーは医療行為・治療行為ではありません。ケア後の変化によるご感想は個人により差がございます。

障害児者ケア専門のセラピストトが
それぞれのニーズに合わせてサービスを提供いたします