みなさん静的弛緩誘導法を用いたふれあい体操ってご存じですか?
障害児の療育現場や支援学校、障害者施設などではおなじみのプログラムですが
オリジナルの音楽にのせながら、お子さんの身体に触れ、身体感覚を統合させていくための療育プログラムの一つです。
私が支援学校に勤めていたときにも、自立活の時間に毎日行っていました。
身体感覚を統合・・・・・なんて聞くと難しそうと思うかもしれませんが
「タッチケア」と理論は同じ です。
※福祉アロマの講座でタッチング論を学んだ生徒さんは、もうお分かりですね♪
障害の重い子どもたちに見られる一般的な特徴として
*寝たきりの姿勢をとっており、自分で座位姿勢を取ることが難しい
*摂食がうまくできない
*身体の変形や拘縮がみられる
*排尿・排便に困難を抱えている
*睡眠・覚醒のリズムが不規則である
*てんかん発作がある
*身体的な障害と知的な障害を合わせもつことが多い
*自分の意思を言葉で伝えることが困難である
*呼吸がとても浅い
このような困難を抱えた子どもたちへの援助は
子ども自身が少しでも楽に生活できるような、
そしてその状態が少しでも長く続くような
援助である必要があります。
具体的にいえば・・・
生命活動への援助であり
子どもの主体を重視する援助であり
子どもの周りを取りまく環境との交流を目指す援助 です。
これらは、タッチケアがもたらす効果とリンクします。
相互的な関係の中から、
子どもが身体を預けリラックスするという
体験を積み重ねていくことで
下のような発達のピラミッドを
作り上げていくことができるのです。
ちょっと難しいお話になってしまいましたが・・・
子どもとの触れあいを通しながら
自宅でも学校でも
楽しく、そして簡単に実施できるのが
ふれあい体操のいいところです♪
仙台で11月にふれあい体操の研修会が行われるようです。
詳細は ➡こちら
まだ先のスケジュールのため、申込方法など準備中になっておりますが気になる方は是非!
また、そんな先まで待てないよ~という方は
ゆるっとでも「ふれあい体操とアロマのレッスン」行うことが可能です♪
障害児者専門セラピストが直接指導にあたりますのでご安心ください。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました